MFC-20
オートマチック
高周波ボルトヒーター
加熱締付
- 動力:
- 電気
MFC-20
オートマチック高周波ボルトヒーター
加熱締付
- 動力:
- 電気
大型のタービンケーシング締付などに見られる
ガスや電熱による加熱締付に付きまとう不安を取り払う、
一番有効な選択肢、高周波。
行き届いたこだわりとマッチング調整不要の技術が
高いユーザビリティを実現する。
FEATURE特徴
高周波による加熱締付
水冷式ワークコイルを計測用孔に挿入して、高周波による加熱締付を行う装置です。ボルトだけを急速加熱できるのでケーシングなどに影響がなく、ハンマー作業も不要。安全で高品質な作業ができます。
マッチング調整不要
コイルやボルトが変わっても、加熱ボリューム調整だけでOKです。
簡単操作のタッチパネル
加熱タイマーはもちろん、各種エラーが発生した際もわかりやすく表示され、履歴も残ります。
冷却水温上昇を管理
インバータチラー式冷却水循環装置採用で、水温が常に設定温度で保たれます。
HOW TO USE
作業手順
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01MFC-20・冷却水循環装置・出力トランスをケーブルで接続
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02出力トランスにワークコイルを取り付け
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03ワークコイルをボルトの計測用孔に差し込む
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04リモコンを操作して加熱をスタート
高周波ボルトヒーターの加熱原理交流電流によってワークコイルから発生する交番磁束がボルト内部へ貫通することで非常に密度の高い渦電流を誘導し、そのジュール熱でボルトを加熱します。ボルト中心穴から外側へ熱伝導を起こし、ボルトを熱膨張させてナットを回します。従来の電熱式ボルトヒーターとは異なり、必要な部分だけを適切なパワーで加熱するため、無駄な温度上昇を抑えボルト自体の材質に影響を及ぼしません。
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05スパナなどを使用してボルトを締付
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06加熱をストップ
OPTION
オプション
モデル共通付属品
出力トランス/手元リモコン/パトランプ/冷却水循環装置/接続ケーブル一式/取扱説明書
代表的なオプション
ワークコイル(必須)
計測用孔のサイズに合わせたワークコイルが必要です。取付や交換は蝶ねじをゆるめて、チューブを抜き差しするだけで簡単に行えます。