トルク締め付け前のチェックポイントまとめ
今回は、トルク締め作業を行う際のいくつかの留意点を、チェックシート形式でご紹介いたします。
油圧トルクレンチ、電動トルクレンチ、エアートルクレンチなど、 1,000Nmを上回るような高トルクでの締付けを行う際、特に以下のポイントを押さえておくとスムーズな作業に繋がります。
A:ねじ部や座面摩擦を一定にし、均等な軸力を得るためのボルトの手入れ
B:ツールのスピードは使用するポンプで劇的に変わる
C:安定した反力が取れる位置
D:共回り対策は意外に重要
たとえばAに関して言えば、モリコートなどの潤滑剤や焼き付き防止剤がねじ部には塗布されているものの、 ナット座面に塗布されていないケースがよく見受けられます。トルク締めを行う場合、座面摩擦の影響は非常に大きく、この塗布の有無でトルクが軸力に寄与する割合が大きく変わります。
また、フランジ面の状態があまり平滑でなかったり、柔らかい材質である場合は、ワッシャーを加えることで摩擦ロスを低減できます。
上記のような内容をチェックシート形式で分かりやすくまとめた物が今回の紹介チラシとなります。基本的な内容ではありますが、常日頃意識すべき基本ですので、ぜひご活用ください。
寒くなりオフィスでは暖房と加湿器が稼働しました。まだ秋です。そう信じて止まない広報の五十川です。
先月はきのこの色々を調べて特集しましたが、その際に沸いたもう一つの疑問… 「種無しぶどうってどう増えるの!?」を調べずにはいられません!種無し巨峰などの大粒や、小粒のデラウエアも種がありませんね。
◯種無しぶどうの作り方
受粉前のぶどうを房ごと「ジベレリン液」に浸す処理を行います。また花が満開になった後にも同じ処理を行います。これを育てる事で通常品種が種無しになります。
◯ジベレリン液ってなに?怪しいものではない?
もともと植物が持っているホルモンの一種で成長を早める効果があります。それを利用して種ができてしまう前に実を完成させてしまうことで、種無しぶどうを作るイメージで良いと思います。ぶどうの種無し処理以外にも、みかんの落果防止など様々な用途があります。
◯どうやって増やすの?
ジベレリンによる処理を都度行う訳では無く、一度種無しブドウを作った木の枝を、他に接ぎ木すると、この「種無し」の性質が受け継がれるそうです。驚きですね。
少し意外な種無しぶどうの作り方。種無しは味がすこ~し薄くなるらしいのですが…分かりますか?
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